共和党上院議員のミット・ロムニー氏は25日、ウクライナへの支援こそがアメリカの国益にかなうと主張した。特に、プーチン大統領によるソビエト連邦を復活させる試みに対抗するためには、ウクライナ支援が必要との立場を明確にした。
ロムニー議員は「ロシアをウクライナで打倒することは、中国共産党の領土的野心を抑制し、アメリカを強化する最も重要な手段である」と訴えた。また、ドナルド・トランプ前大統領の「アメリカ第一主義」政策がプーチン大統領の行動を助長したと批判し、ロシアによるウクライナ侵攻は「アメリカにも責任がある」とした。
同議員は、西側諸国が一致団結し、プーチンの領土的野心を阻止する必要があると強調。
このようなウクライナ戦争に対する積極的な姿勢に対し、一部の保守派からは国内政策や対中政策を優先するべきとの声も上がっており、今後のアメリカ政治を左右する問題になっている。