カナダ政府、2SLGBTQI+の米国渡航に警告

 カナダ外務省は、アメリカへ渡航を計画する同国のLGBTQ+(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィアなどの性的少数者)市民に対し、一部の州での差別的な法制度に注意を促す新たな渡航情報を発表した。

 この渡航情報では「一部の州では、LGBTQ+に影響を与える法律や政策が施行されている」と明記されており、各州や地方の法律を事前に確認するよう勧告している。

 外務省の広報担当者は、この情報更新が特にトランスジェンダーに対する差別的な法律に基づいていると説明。「アメリカの一部の州ではドラッグクイーンのショーの禁止や、トランスジェンダーの性別適合手術への制限、スポーツイベントへの参加制限などが法制化されています」と述べた。

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